内痔核根治手術②手術開始~入室から腰椎麻酔
この日手術を受ける患者のうち、私の順番は最後でした。ドキドキしながら待っていると、13時過ぎに看護師さんが迎えにきました。いよいよ手術室に向かいます!
手術前の処置等についてはこちらをご覧ください↓
午前中のうちに手術着には着替えていましたが、手術室に向かう際に下着(ショーツ)も脱ぐように言われました。廊下で他の患者さんとすれ違う時は無駄にドキドキ・・手術だからしょうがないんですけどね・・
1階の手術室まで、自分で『点滴のガラガラ』を引きながら移動しました。
オペ室のメリークリスマス?
手術室に入ると見慣れない機材がいっぱいです。一気に緊張してきてしまいました。自分の心臓の鼓動が聞こえるようです(実際は耳の脈?)・・
・・とそこへ、何だか心躍る音楽が・・?
え。クリスマスソング?
なんと、手術室にクリスマスソングが流れてたんです!(私の手術日は12月22日)
それも讃美歌とかではなく、Wham!の『Last Christmas』とかマライアの『恋人たちのクリスマス』みたいな、洋楽の定番モノというか、街で買い物してると流れてる系です!
(↓こんな感じ)
なんか一気に緊張がほぐれました(笑)!患者へのサービスなのか、先生やスタッフの方が聴きたかったのか・・いずれにしても、洋楽のクリスマスソング聴きながら手術を受ける機会ってなかなかないですよね!クラシックはよくあると思うんですが。
このクリスマスソング、手術の翌日(12月23日)は共有スペース全体(入院棟のロビーや廊下とか)に流れていました♫祝日で外来の方がいないかったからかも知れません。なんて自由な病院なんだ!と思いました(笑)
しかもなぜか、24日25日は流れてないっていう(*´∀`*)
なぜ・・?逆に宗教的な配慮ですかね?
子供の小学校でも、クリスマス会やハロウィン会とかやるらしいのですが、先生によっては「色んな人がいるから、『お楽しみ会』『仮装パーティ』って呼びましょう」っていう方もいるらしいので・・
手術の残り香
もう1つ、手術室に入って気づいたのが、おそらく直前に手術した方が電気メスで焼かれた焦げ臭い(香ばしい)匂いです!
私はこの日3人目の手術者・・そりゃ匂いこもってますよね!
同じ匂いは自分が手術受けてる時もしてきました。
私の病院の電気メスは、通電してる時に「ビーッ」という音が鳴るので「今切ってるんだな・・」と分かるんです。
他の方のブログを見ると「焼肉みたいな匂いでお腹が空いた」という方もいて、結構楽しみにしていたのですが、私の場合は「ドライヤーとかガスコンロの火で髪の毛こがしちゃった時の匂いみたい」で、あまりワクワクはできませんでした!
腰椎麻酔
手術室に入り、先生から氏名の確認をされると「じゃあ〇〇手術を始めます」(〇〇は聞き取れず)と宣言されました。もう逃げられない!
先生の他には、看護師さんがお二人ついてらっしゃいました。
まずは腰椎に麻酔を打ちます。
手術台の端に体育座りで座って頭を膝にくっつけます。背骨を『C』にする感じ。背中の下の方を消毒で拭かれてヒヤっとしました。
背後から先生が麻酔を打つんですが、背骨に注射って、普通に怖いですよね!髄液が漏れたりしないんだろうか・・(知識ゼロのド素人の考えです。実際は普通に安全だと思います!)
先生から「力抜いて~」と言われるですが、どう抜いていいか分からなかったです。深呼吸しようとしたら身体が動いてしまって焦りました。
どの位の麻酔液を入れたのかわかりませんが、長く感じました。
緊張していたせいか、先生の打ち方が上手かったせいか(たぶん後者)、『打たれてるな』という感覚はありましたが、『痛み』は全然ありませんでした。よかった!
★すみません、ここから更に長くなりそうなので、一旦切らせて頂きます!