【痔の入院時の持ち物】おしりふき編~必ず「流せるタイプ」を!!
痔主歴約20年だった私ですが、おしりふきを使う・・というのは、実は手術を決めてから色々な方のブログを読んでから気が付きました!もっと早く気付けばよかった!
その他の持ち物についてはこちら↓(鋭意加筆中です!)
今どきはほとんどのお宅にウォシュレットがあるかと思います。
私も排便後はウォシュレットを使うんですが、いぼ痔が脱肛して肛門周辺が凸凹してる+軟便体質だったりすると、何回拭いてもスッキリしないんですよ!
それが、お尻ふきを使えば、ウォシュレット後ほぼ一発できれいになります!乾いたペーパーよりも断然刺激も少ないです。
手術時の持ち物というより、むしろ現状で痔に悩んでいる方におすすめしたいんですが、ただ1つ、声を大にして言いたいことがあります。
絶対に「トイレに流せるタイプ」を使って下さい!
普通のおしりふきって流せないの?
→流せません!
「流せる」と書いてないタイプ(流せないタイプ)は、使用後、紙おむつとともに可燃ごみに捨てる前提で作られています。トイレに大量に流すと、つまってしまう可能性があります。
「流せるタイプ」はトイレットペーパーを超厚くしたような質感なのに対して、「流せないタイプ」は不織布のようなちぎれない質感となっています。
「流せないタイプ」は、赤ちゃんの軟らかいうんちを拭く時のように、何度も拭かなくてはならない時に、その丈夫さが本当に重宝します。でも、この丈夫さがトイレを詰まらせてしまうんです!
(私も子供が赤ちゃんの頃やっちゃいました!悪夢です( ̄Д ̄;)事例を読みたければGoogle等で「おしりふき 流してしまった」等で検索してみてください!)
1枚流した程度では、詰まらない可能性が高いです。でも、継続的に流し続けているといつか爆発(?)してしまう可能性がありますので、注意して下さい!
あと「固い便」+「節水型トイレ」も危険なパターンです!
また、「汚物入れに入れる」というのも衛生上問題があると思いますので、緊急時以外は避けた方がよいと思います。
普通に売ってるおしりふきは、基本「流せないタイプ」
Googleで「おしりふき」と検索すると、Amazon辺りがトップページにきますが、2018年3月4日時点における「おしりふき売れ筋ランキング」トップ20のうち、「流せるタイプ」は2件のみです。
意識しないで買うと、ほぼ「流せないタイプ」なので注意して下さい!
なお、「流せるタイプ」は「流せないタイプ」と比較してやや割高です。とはいっても、同じ値段で「流せる」は70枚入り、「流せない」は80枚入り、程度の差です。トイレつまってクラシアン(←古い?)呼ぶのに比べたら何てことない差だと思います。
「純水99.9%」とかは流せるか流せないかには関係ありません!
シートに染み込ませてる成分中の純水の量です。よほどの敏感肌の方ではないかぎり、純水量にはこだわらなくてよいと思います。
「流せるタイプ」はおそらく紙の耐久性の問題で、99%純水とかは発売されてないと思います。
大人用のおしりふきとの違いは?
痔に悩む方のほとんどは「大人」ですから、大人用おしりふきという選択肢もありますよね!ですが、個人的には赤ちゃん用をおすすめします!
というのも、大人用は赤ちゃん用と比較して単価が高いんです。おそらく、
・大人のお尻サイズを想定しているため、1枚のサイズが大きい
・赤ちゃん用よりもまだ需要が少ないため、価格競争が少ない
からだと思います。
お尻ふきは「おむつをして寝ている方が排便した際に汚れる範囲」を想定しているので、大人用は赤ちゃん用に比べて大きいんです。
でも、痔の方は「普通にトイレで排便」した上で使うので、汚れるのは肛門周辺のみですよね。それであれば「赤ちゃん用」で十分です!
大量に買った方がいいの?
Amazonとかだと、やたら入数の多い商品が多いですが、これは赤ちゃんがいて毎日たくさん使う方に向けたものです。
入院に備えて買う方、現役痔主でちょっと使ってみたい方などは、お近くのドラッグストアで「詰め替え用3個入り」(たぶん300円以下で買えます)をまず買ってみることをおすすめします。
使ってみて、面倒に思ったり、ひんやりする感じが嫌だったり、肌に合わなかったり(可能性はごく低いですが・・)って可能性があるので・・
かく言う私も、手術を受けて脱肛がなくなり、また軟便傾向もなくなったので、術後2か月経った最近はほぼ使ってません・・
こんな記事書いておきながらすみません!でも現役で悩んでる方には、おしりふき、ホントおすすめします!
↓こんな感じで「流せる」ことが強調されてるものを選んでください!
携帯用もあります!こちらは実店舗で買うなら、赤ちゃん本舗とか、大型ショッピングセンター(イオン等)のベビー用品売り場の方が探しやすいかも。