大腸内視鏡検査①入院手続き~病室入室まで
入院当日の12月21日は、朝10時にクリニックに来るように指示されていたので、朝はいつも通りの時間に起きました。
いつも通りに家族の朝食を作り、私はお茶だけ飲みました。いよいよ出発の時が近づきます!
前日の様子はこちら↓
子供たちとの別れ
子供たちが登校する時間が近づくと、いよいよお別れの時・・
1週間も子供と離れるのは初めてなので、どうなることかと思いましたが、子供たちは「ママ、がんばってね!」とハグしてくれた後、アッサリ学校に行ってしまいました。
私自身も、これから体験する手術へのドキドキの方が大きくて、あまり感傷的にはなっていなかったのですが、子供たちも予想以上にサッパリしていました。
私が数時間出かけるだけでギャーギャー泣いていた頃を思い出します。いつまでも赤ちゃんじゃないんだなー。(当たり前だけど)
手術を決めてから1か月以上の期間があったので、その間に心の準備ができていたのもあると思います。
子供の登校と同時に旦那も出勤の時間です。
旦那は「病院まで送ろうか?」と言ってくれていたのですが、この日は旦那が帰るまで実母に子供のお世話をお願いしていたので(冬休みが近づき、学校も短縮授業でした)、「朝私を送って帰りが遅くなるよりも、帰りを早くして実母の負担を減らして欲しい」ということで、断りました。
子供の登校が8時ころなので10時までは時間があるな、なんて思っていたのですが、朝食の食器片づけたり、荷物の準備をしたりで(←まだ終わってないってのが問題なんですが)、結局最後までバタバタしていました。
9時半頃タクシーを呼んでクリニックに向かいました。1人で3つのカバンを運んだので、ちょっと大変でした・・
病院での受付
9時45分過ぎにクリニックにつきました。
入院予約してから1か月以上経っているので、忘れられていたらどうしよう、なんて思いましたが、もちろん大丈夫でした。
受付で、記入していった書類の提出と、保証金5万円の支払いをしました。保証金の控えは退院時の清算で必要になるので絶対になくさないで下さい、とのことでした。
早めについたせいか、私の他入院する方は見当たらず、受付には外来の方が数組いるだけでした。
私のクリニックでは、1階に受付、外来診察室、手術室、検査室等があり、2階が入院病棟となっています。
受付の方「お二階が入院の方のお部屋になってますので、お荷物を持って階段を上がってすぐのロビーでお待ちください。看護師がお迎えにあがります」
大荷物を持って階段を上がりました・・入院というよりも旅行で空港に向かってる感じでした。お尻が痛い状態じゃなくてよかった!もちろん、受付の方に頼めば荷物を運ぶの手伝っていただけたと思います・・
2階のロビーで待っていると、数分で看護師さんが来てくれました。
トイレやお風呂の場所など、2階の案内をざっとして頂いた後、私が入る病室に入りました。
案内された部屋は2人部屋で、隣のベッドには既に入院患者さんがいました。私のベッドは窓際で日当たりもよく、外の寒さが嘘のような温室状態でした。
ついに入院するんだな、という実感がでてきます。
(写真は隣の方が退院後ベッドメイキングが終わった状態です)
いまどきの病院(特に個人のクリニック)は大体こんな感じかと思いますが、白&木目が基調の清潔感のある、でも暖かみを感じるインテリアで好感が持てました!
ベッド周りの説明の後、大腸内視鏡の下剤の説明がありました。荷物の整頓が終わったら飲み始めて下さい、とのことでした。詳しくは②で。
着替えについては特に言われなかったので、看護師さんに聞くと「どちらでもいいんですが、用意して頂いた入院着に着替えて頂いてもいいですよ」とのこと。この日はニットで行ったのですが病室に入ると既に暑かったので、上下とも持って行った服に着替えました。
大腸内視鏡検査は、外来で受ける方もいるので特に服装の指定はないようです。検査時には下のみ使い捨てハーフパンツに履き替えました。
同室の方のこと
隣のベッドの方は「Mさん」という70代くらいの女性でした。
私が下剤を飲んでいると「私、年寄でわがままになってるから、何か嫌なことがあったらすぐに言ってね。娘にもよく言われるのよ」なんて話しかけてくれました。
なんとなく義母(旦那の母)に似た雰囲気の方だったので、すぐに打ち解けることができました・・とはいえ、私はあまりおしゃべりな方じゃないので(Mさんはおしゃべり好きみたい)Mさんにはどう思われていたか謎ですが。
Mさんは17日入院、18日手術で、この日(21日)は術後3日目とのこと。当初は24日(術後6日目)退院の予定だったけど、手術後便が出ないので、26日退院に延びたそう。結局、私が退院する前日(27日)までいらっしゃいました。
私が術後の痛みを心配している、というとMさんは「あまり痛くなかったので、痛みどめも飲まなかった」というんです。
えーっ!そうなんだ!とビックリしました。一番の心配が術後の痛みでしたから。痛みどめ飲んでも効かず、筋肉注射をしてもらってやっと1時間だけ寝れた、とか見てたので、痛み止め飲まないくらい痛くなかった、というのは衝撃でした。
実際には、私にとっては術後はやっぱり痛く、痛み止め飲んでもマシになったかすらわからない位だったのですが、この時のMさんの言葉に心配が軽減されたのは確かです!
この後、Mさんは便が出た後の傷の痛みが強いので痛み止めを飲んでらっしゃいました。人によって痛みの出方や感じ方は全然違うんだな、と実感しました。
また、入院中、Mさんとお話することで不安が軽減されたり、笑ったりできたので、私の場合は相部屋にしてよかったな、と思っています!