飲んだくれママのおしり治療日記

フルマラソンサブ4めざす小学生×2の働くママが内核痔根治手術を受けたお話。入院期間1週間。手術後1か月の禁酒で4kg痩せました!

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【痔のカミングアウト】色んな人の色んな反応①家族・会社の人編

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痔主歴20年だった私ですが、手術を決めるまで誰かに相談することはありませんでした。1人で悩んで、1人で手術を決めて・・

でも、手術を決めた途端、たくさんの人にカミングアウトしなくてはいけなくならなくなりました!

 手術で痔主卒業するのに、最後の最後で「自分は痔主である」ことを他人に印象付けなきゃいけないなんて、考えてみれば酷な話ですよね!

でも、私は単純な性格なので、長年悩んできた痔を卒業できる!というある種の「卒痔フィーバー」状態になって、今思えば必要以上に色んな方にカミングアウトしちゃいました・・

 

旦那へのカミングアウト

前提として・・私と旦那は結婚10数年、小学生の子2人あり、旦那の方が数歳上、という関係です。2人ともあまりアケスケな話はしません。我慢できる時は、お互いの前ではオナラしないです(笑)

 

旦那へのカミングアウトは、肛門科を初めて受診する日の数日前でした。

仕事が共に休みの土曜日の午前中に受診するつもりでいたので、子供の世話というか、「留守番よろしく」ということと、もしかしたら手術という話になるかも知れないということで、話しておくことにしました。

 

実母以外の人に痔について話すのは初めてだったし、何よりこれだけ派手に脱肛してたら、旦那も気づいているのではないか、と思って緊張しました。

まじめな旦那は神妙な顔で聞いてくれました。「そんなに悩んでるなんて知らなかった。せっかくだからしっかり治して」とのこと。

脱肛については、全く気づいていませんでした・・よかった・・

旦那は全く痔の気なし、らしいので「人間、知識にないものは見えないもんだなあ・・」と思いました!

 

あと、この日以降、お互いの体の調子のことを素直に口に出すことができるようになりました。お腹の調子の事とか、お尻の調子のこととか、今まではよほどのことがない限り口にしてなかったんですが・・いいのか悪いのか!

 

子供へのカミングアウト

子供(小学生2人)へのカミングアウトは、初めての受診で手術を決意した直後でした。

子供たちは、まず「手術」「入院」というキーワードにびっくりしちゃってました。そうだよね・・

私は努めて明るく「ママはお尻にボコッてできちゃってて痛いから、取ってもらうんだよ」「イッテQでイモトが「オリーブ」とか言ってるのがママもあるんだよ~」と説明しました。

イッテQで知識があるせいか?「ママはお尻の病気」ということにすぐ納得してました。

(関係ないですが、イモトさんの痔は大丈夫なんですかね?!あんな過酷なロケやってて・・尊敬します!)

 

始めはビックリしてた子供たちも、手術が近づくにつれて「トトロのさつき&メイごっこ(先を争って私から髪をとかしてもらう、折り紙でメッセージ付とうもろこしを作って私の椅子においておくなど)」をする位、余裕がありました!

 

親へのカミングアウト

実母には、何年か前から痔の症状があることを話していました。

実母も切れ痔の経験はあるみたいだけど、私のようないぼ痔は経験がないようで、辛さを力説してもイマイチピンときてなさそうでした!

実母は足が悪く、外科的な手術を何度も経験しているので、手術を決めたことを話すと色々な心構え?を伝授してくれました。

 

また、実父は私が小学生だった約30年前に痔の手術を受けていました。やはり1週間くらい入院していて、頼まれた漫画(火の鳥)を買ってお見舞いに行った覚えがあります!子供心に、普段文字の本しか読んでるのを見たことない父が、漫画しか読みたくない状況なんてよっぽど辛いんだろうな、と思いました。

 

そんな実父には、手術を決めた後、実家に遊びに行ったときに報告しました。

手術や入院中のことを色々聞きたかったけど、父はあまり多くを語らず(単に忘れちゃった可能性大)、「本当につらいのは術後だよ」と言っていました!

父の場合は、手術の後、肛門が狭くなるのを防ぐため「自分で広げなきゃいけなかった」と言っていました(๑°⌓°๑)どういうこと?!

30年前は今以上に患部を大きく切除してたと思うので、色々大変だったんじゃないかと思います・・

 

義母には、手術を決めて真っ先に電話しました。

上記のように、実母は足が悪く、子供たちを長期に預かってもらうのはムリなので、旦那の実家に預かってもらうためです。

こちらにも書きましたが、義母は外出先でしたが、すぐに電話に出てくれ、2つ返事でOKしてくれました。まだ入院まで1ヶ月以上あるので、もし症状が悪化したらいつでも連絡頂戴、とも言ってくれました。
また、外出先が深大寺という厄除けの神様だったとのことで、お守りまで送って下さいました。本当にありがたいです!

義母って、まあ本当に理想の姑像そのものなんですよね!孫であるうちの子に対しても、嫁である私に対しても、本当にやさしく、100点満点の対応なんです。

私もこうなりたいな、と思えるお姑さんで本当に幸せです!

 

ちなみに、義父には特に何も話しておりません(笑)

義母の性格的に、決して「嫁が痔」なんてことなど話さない方なので、年末に子供が行ったのも「単に遊びに来た」と思ってると思います!

 

会社の人へのカミングアウト

私の職場は本当に小さな会社で、技術職は、上司である社長、同僚である50代男性、そして私、という構成です。

 

上司である社長には、手術を決めてから3週間後、12月に入ってから報告しました。

いざとなったら手術の予約はキャンセルできるので、一応、年末に大きな仕事の波が来ないことを確認してからの報告にしました。
「痔の手術のため、年末の1週間休みたいんですけど」

社長「え、1週間も?今どき痔で1週間なんておかしいんじゃない?〇〇さん(社長友人)も日帰りでやってたよ。どこでやったか今聞こうか?

「いや、家から近い方がいいですし・・家族とももう話たんで・・」

社長「いやー、俺もさ▲が□した時に、もうここグッサリ切らなきゃダメって言われたんだけど、別の医者行ったらさ・・(以下略)」

社長「だから、しらふじさんも別の医者行ってみた方がいいって!」

「わかりました・・もう一度考えてみます・・」

 

休むな、ってことなのか、体への負担を心配しているのか、意図が良くわからなかったのですが、うちの社長は一通りギャーギャー言うとコロッと忘れるので、しばらく放っておいたら、案の定「しらふじさん、いつから入院だっけ?」と、セカンドオピニオン発言のことは忘れており、無事に休みに入れました・・

 

同僚である50代男性は、たぶん社長(おしゃべり)から私が痔で休むってことは聞いているとは思うんですが、休みの前後も特に触れることはありませんでした。

その同僚と、手術後に名古屋に出張に行ったとき、いつもは私が帰りの新幹線でビールを飲むんですが、飲んでなかったので「今日は飲まないの?」と聞かれました。

「社長から聞いてませんか?私、年末に痔で手術して、今禁酒中なんですよ~

同僚「あー、俺もさー、その前の年に前立腺悪くなっちゃって。だからお酒控えてるのよ~」

と、まさかの逆カミングアウトを受けました(笑)

その後、新幹線内で同僚の前立腺トークを聞くことに・・やっぱ病気のネタって話たいんだな、って思いました!

私はこのブログやってるおかげか、何とか「新幹線で痔トーク」は我慢することができました٩(๑′∀ ‵๑)۶•*¨*•.¸¸♪

 

★ここまでですでに3000文字を超えてしまいましたw(゚o゚)w

すみません、明日につづきます・・②は友人やらご近所さんやら学校の先生やら編となります!